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西野輝くん&白鳥こころちゃん 黛龍海くん&御代加耶ちゃん 後藤ゆりあちゃん&松原隼人くん
篠井未桜ちゃん&進藤英吉くん 渋谷依子ちゃん&白鳥春樹くん 雪野梢ちゃん&杵原叶くん
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進藤英吉くん & 篠井未桜ちゃん

【4-1】女子生徒がチャラそうな男子に、遊ぼうとか連絡先教えてとか絡まれて、困ってる女子生徒の腕を後ろからグイっと引いて、「この人、俺(私)のなんで」と、颯爽と連れ去る。
【4-2】男子生徒と教室で待ち合わせ。相手が何らかの事情で遅れて待っている間に寝てしまう。寝ていると耳元で「少しは俺の事意識しろよ」。寝ていて聞いてないor実は起きてて寝たふり。

何か無駄にわくわくしちゃうーっていうのは多分あたしだけ。

(放課後、寄り道でもして帰ろうなんて思いながらリュックサックを肩に背負いながら準備をしていると、後ろから声をかけてきたのはクラスメイトの1人。その表情は明らかに何かを言いたそう、そんなもの。「何にやにやしているの」なんて怪しい眼差しを返しながら、とにかく早くこの場を後にしたほうがいいのではと頭の中のサイレンが鳴り響く。しかし篠井の足元はどこにも動けない状態で止められてしまうのだ。そして渡されたのは1枚の紙。頭に浮かぶのはハテナマーク。何かのドラマか漫画のネタなのかなーなんて思えば、実演してほしいという依頼だった。「だって未桜好きそうじゃん」と語尾にはハートマークがたくさんつきそうな声で上目遣いをしてくる彼女。それなら自分がしたらいいのでは、なんて思うが遅いか、颯爽に彼女はいなくなってしまった。残されたのは依頼された紙と篠井本人のみ。頼まれたら最後までやらないと気が済まない性格をもってしまった自分を後悔しつつ、重い足取りで相手を探そうーーそう思いながら、とにかく廊下を歩くのだ。)

そう?もしかしたら他にもいるかもよ。俺とか。

はあ…これを、俺が?(呆れた声が漏れる。クラスメイトであり漫研の友人がコンクールのためだかでシチュエーションもモデルが欲しいとかなんとか。もうみんなに断られて困ってるだとか、なんやかんや理由を並べられては無碍にも出来ず。「わかったよ…」なんて返事をしてしまったが後の祭り。渡された紙に書かれていた設定ときたら)くさいセリフだね?(ふはり。でも確かに少女漫画によくありそうなものだ。だが今ここにいるのは男二人。しょっぱすぎる。これでは何も生み出せない。このシチュエーションのヒロインを探しに男たちは廊下へと繰り出した。)……あ、ほら。あそこに女の子がいるよ。もうお前ナンパしちゃえばいいんじゃない?ほら、ゴー!(女子生徒の後姿を発見すれば、唐突に男は友人の背中を押した。テンパっていた友人も腹を括ったのか「ねえ!君可愛いね☆(ウインク)」「俺とこのあと遊びに行かない?(ウインク)」「連絡先教えてよ~(ウインク)」と見せかけのチャラさ満開で声を掛けているのだろう。後方で、ぶっくくと吹き出しつつ彼のウインクが『HELP』を意味していることを男は知っていた。さて、彼女はどんな反応を見せるのか。少し観察させてもらおうか。)

実は危険な事、大好きな感じですね!

(廊下を歩くー…のは良いが時間帯が放課後ときている。残っている生徒も少ない。部活動のはじまっている声も聞こえつつある中、果たして良い人はいるのだろうか。半場諦めつつ、ふと窓の外に視線をもっていく。今日も良い天気だなー…なんてのんびり考えていた矢先、背後で男子生徒の声が耳に入った。)-‥‥…。(それが自分にかけられている言葉だと気づくのは数分後。長い沈黙の中、怪しく目を細めて声をかけてきた人物を眺めた。男子生徒を求めてはいたが…何かが違う。それかこの人も頼まれた人なのだろうか…。彼女の頭の中で様々な疑問が飛び交う。)可愛いくはないです。遊びにいくなら遊園地がいいなー。連絡先は守秘義務です!なんて。…ってあのー、罰ゲームか何かですかこれ。(とりあえず彼にノッてみる。そして悩んだ結果、彼は罰ゲームでも受けているのだろうという結論に至った。視界に入った後ろでいる貴方も共犯なのか?続く疑問が再び彼女を悩ませる。)

正解。どう?俺と危険なコトしてみる?(笑)

(ナンパは失敗に終わったようで。思わず背後でぶっくくっと吹き出し笑ってしまったのだけど。たぶん気づかれたのだろう。視線がこちらを捉えたような気がした。そりゃそうだ、隠れもせずに笑ってるのだから。そうなれば、男がすることは一つ。彼女との距離を詰めて)はいストップ。ごめんね?この子、俺のだから。(その腕を引っ張っては肩に手を添え背後から抱き留めて。向ける視線はもちろん漫研の友人。それから彼女の耳元で「このまま、俺についてきて。後で説明する。」と素早く囁いたのなら)これ以上、困らせないでね?(にっこり笑顔とは裏腹に鋭い視線で釘を刺した。全て状況を熟知してる相手だから出来る技で。「行こう?」と彼女に声を掛ければ、そのまま肩を抱きつつ廊下を突き進むのみ。漫研友人の雄叫びが遠くで聞こえたところで種明かし。)はー…ごめんね?ほんと。急に吃驚したでしょう?実はこれ、頼まれてたんだよね。(彼女を自身の腕から解放すれば先ほど渡されたシチュエーションが書かれた紙を見せよう。)無理矢理巻き込んじゃってごめんね。お詫びに何でも言うこと聞くからさ。(そう交換条件を提示して。ジュースを奢るでもノートを貸すでもどんとこいと言わんばかりに眉を下げた。)

そのセリフで何人の女の子が…(笑)

(軽く言葉を返したけれど、彼女の内心は緊張で足が若干震えている様子。この状況に慣れていない、ただそれだけ。相手の様子をうかがっていると、近づいてくるもう1つの影。突然のことでどうしたらよいのかはわからず、引っ張られたその1つ1つの動作を彼女は受け入れるしかなかった。ただ、異性とほどよい距離しか保ってきていなかった彼女にとったらはじめての経験。少々染まる頬を隠しながら、こくりと彼に同意した。--解放されたことで、少し落ち着こうと呼吸を整えながら。)びっくり…しま・・してないです。大丈夫。(なんて、動揺を隠しながら、必死で否定しようにも可笑しな日本語には変わりない。)頼まれていた?(彼のもっている紙を覗き込みながら、今までの出来事を思い出す。…これは仕組まれていたことなのかとここで気づいた彼女の頬は、むーと大きく膨らんだ。しかし見覚えのあるその内容に改めて自分の目的を思い出すのだ。)あ・・あたしと同じですね。(そういいながら自分が頼まれた紙を彼にも見せた。)何か無駄にドキドキしちゃったじゃないですか。漫研の人、あとで覚えてろよー。(敵対視する相手は変わる。そういえば、彼が初対面だということに気付いた彼女は、小さく笑いながら、)あの、怒っちゃってごめんなさい。1年生のささいみおといいます。先輩・・ですよね?(ゆるりと首をかしげながら、そう問いかけて。何でも…の続きはとりあえず彼の反応を待ち。)

とりあえず今は目の前の女の子に効いてほしいかな(笑)

ふっは。吃驚したんだね?(言い直した彼女の心情を汲み取ってやることなんかせず。漏れた空気と共に浮かべた笑みはただただ柔らか。)ごめんごめん、嫌な思いさせちゃったね。(頬を膨らませた愛らしい仕草に思わず伸びた手は、彼女の頭を撫でやって。謝罪と共に可愛がった。彼女から見せられた紙に視線を移すときには撫でた手も離れて)あれ?そうなの?君も漫研の人から頼まれてたんだ?もう終わった?まだなら俺が手伝ってあげようか?(自分自身を指さして、へらり。ゆるーい笑みはなんとも頼りなさを漂わせて。つまりは先ほどのことはまるっきり演技なわけだ。だから「ドキドキしてくれたんなら俺も頑張った甲斐あったね」なんて嬉しそうに自分自身を褒めた。)ささいみおさん。そ、俺は3年の進藤英吉。すぐ先輩ってわかるくらい老けて見えたかな?(冗談めかして軽い口調で舌先を弾ませた。)

それは0時に魔法が切れちゃうやつですか。それとも続行します?

う、お見通しというやつですか。(ですよね、と納得したように苦笑いを浮かべ。彼の表情にどこか安堵したように頬を緩めた。撫でられたことで一瞬驚いたように視線は上へ。かと思えば恥ずかしさや照れくささか、この気持ちの行く先はどこへ向けたらいいのかとすぐに視線はしたを向く。それは少し染まった頬を隠すかのように。)・・・そうなんですよ。でも断るとかできなくて。ってえ、本当ですか!ぜひぜひお手伝いしてくれると嬉しいです。(ぱぁ、と嬉しそうに彼女の表情は明るくなる。先程の行為を忘れたかのように目の前の人物が良い人に見えて仕方がないのだ。まさに救世主に近い。)進藤先輩ですね!・・えーとそういうわけじゃなくて。あ、ほらこんなにかっこいい人同級生では見たことないなって思っただけです~。(ここは慌てて言い訳を。怒らしたらせっかくの協力体制がなくなってしまう。なんて本音は隠すのだ。)えーと…でも恥ずかしくてわたし死んじゃうかもですが、いいですかね。(改めて自分の紙を読み返しながら問いかけて)

続行で。0時になってももう一回魔法を掛けたいよね。

俺の目は誤魔化せないよ~?(へらりと浮かべるゆる~い笑み。冗談めかした其れは突然の関わりによって生まれたこの場を和ませようとしたもの。さらには、撫でたときの反応に男は満足気に目を細めた。あどけなく逸らされた視線は男の胸をくすぐった。)こうグイグイと来られちゃうとね、断りにくいよね。俺でよければいくらでも手伝ってあげる。まあ俺も手伝ってもらったようなものだし…?(すでに男はミッションクリア済み。となれば協力者にも手を差し伸べるのが当たり前というわけで。どんなお願いでも朝飯前。ひょろい体躯とは裏腹にどーんと構えた。)ははっ。物は言いようだね?じゃあそういうことにしておいてあげましょう。(慌てて紡がれた言い訳と見抜けても、まあ上級生である己は余裕を見せつけて言い包められておいた。名前だけでも覚えてもらえればそれはそれでラッキーなのだから。)教室で待ち合わせするってやつだっけ?恥ずかしがってくれないと俺としては残念な気持ちになるからね、やるからには本気出すよ。(パッと見た彼女の紙に書かれた文言を思い起こしつつ、記憶が足りない部分は改めて説明を求めよう。再確認できれば「教室で待っててくれる?」とお願いするのだ。)

じゃあ進藤先輩は王子様よりも、魔法使いですね!(笑)

確かに、進藤先輩には嘘つけない感じがします。(ちらりと視線を送りながら、同じように緩い笑みを返し。)漫研の人も必死なんだなーとは思ったけど。進藤先輩のはわたしで良かったのかなーとか思っちゃいますが…。(申し訳なさそうに苦笑いを浮かべるが、彼の其の受け入れる体制に思わず笑みを浮かべる。「何か頼りになりま~す先輩」なんて甘い声をわざとらしく出してみて。)ふふー、ありがとうございます!進藤先輩優しい~。(改めて彼の優しさに感謝しつつ、上級生なのに、会話のテンポは同級生と話しているように聞こえてしまう自分がいるのだ。それだけ、彼が話しやすい相手なのには変わりない。)恥ずかしがってくれないとって・・なかなかの無茶ぶりですそれ!大丈夫かなぁわたし。(自信なさそげに薄笑いを浮かべ。それでも本気という言葉に彼女の勝負心も燃えるのだ。)わたしも本気だして・・がんばります!・・本気だすところなのかは分からないけど。(ゆるりと首を傾げながら自分の言葉を振り返りつつ、再び彼に説明すれば。「じゃあ後で!」と再び足は教室へ。ただ1つ、誰にも見られないように。それだけを祈るのだ。ーー教室には運よく他の生徒の姿は見えない。それに安堵を息を吐きながら、自分の椅子に座る。場面が分かっているとしても、初めての経験の彼女からしたら緊張がとまらない。高鳴る胸に手を当てながら、小さく息をして。そのまま机に頭をくっつけるのだ。そして、ぎゅっと瞳を瞑るーー)

何でもできる魔法使いポジって最高じゃない?(笑)

嘘吐いても見抜いちゃうからね?……ん?未桜ちゃんで良かったと思ってるけど?(飄々とした顔で、しれっと言ってのける。だって申し訳なさそうにされる理由など何処にもないのだから。甘えられたら甘やかしがエスカレートするだけのこと。「甘えるのも煽てるのも上手だなあ?」なんて目を細めた。)頑張ってね?(念押しする表情はもちろん笑顔。照れた顔が見たいなんて男の勝手な欲だけど、ご褒美があれば頑張れるというもの。何をご褒美とするかなんて人それぞれの価値観によって違うだろうけど。──彼女の背を見送って、男は一人廊下で待機。暫くしてから彼女が消えて行った教室の中へと足を踏み入れよう。そこにいるのは突っ伏している少女の姿だけ。ナイスシチュエーション。そろり、近づいた。そのまま言葉を発せず、じっと見降ろしたのは彼女の様子を窺うため。そっと伸ばした手は彼女の髪を掬い取って、唇を寄せた。そのままの体勢で「少しはさ、俺のこと意識してよ?」耳朶近くで発した言葉は欲望の現れ。届かない思いを乗せて男は本気を見せた。)

是非お供してほしいくらいです‥!

…ええっと、ありがとうございますー?でいいのかな。(先程から感じる彼の言葉1つ1つが、篠井の中で胸を締め付けられるようなそんな照れくささを感じてしまう。普段通りの彼の様子に平然を装うとするものの、どうもうまくいかない。「へへ、特技にしちゃおうかなーとか。」なんて冗談を口にしながらその場を切り出そうと。ーー彼の言葉に見送られて何分たっただろう。鳴りやまない心臓の音で余計恥ずかしさを感じてしまう。1つ1つが一瞬で、そして冷たい風が余計篠井を緊張させてしまう。その為か、彼が近づいた気配を感じる事はできなくて。触れる髪の感触で、やっと彼が近づいてきたことに気づくのだ。耳元で呟かれる言葉に思わず顔が固くなってしまう。今まで感じたことがないこの気持ちと、ざわめく心臓の音をもう篠井は制御できなくなってしまった。…寝たふりなんかできないよと思うがまま、両手を顔で覆って「進藤先輩、反則です…」と緩く上げた上半身と両手から除く瞳で彼をまじまじと見て。篠井の頬は染まってしまったに違いない。)

じゃあ俺はお姫様のために頑張らないとね?

ふふ、そうそう。素直な子は嫌いじゃないよ。(彼女のお礼に男も口角を持ち上げ目を細めた。「じゃあもっと甘えてね?」なんて彼女の新たな特技を例えそれが冗談であってもこれからも活かしてもらおうと促した。)…あれ?起きてたの?……今の聞こえてた?(はらりと彼女の髪を離せば、白々しい言葉を並べて。なんて、意地悪するのもここまで。今度はこの掌で彼女の頭を優しく撫でやれば)はい、お疲れ様。これでお互い終わりだよね?(最後にぽんぽんっと軽く触れてから手を引いた。お互いに与えられたノルマを達成できればお役御免だと身軽になって。「未桜ちゃんはもう帰る?それなら俺と一緒に帰らない?」なんて誘えば結果がどうであれ、彼女と別れるまでは傍にいるつもりで。去り際には思い出したようにもう一言だけ、こう付け足した。)俺のこと意識してね?(にっと微笑めば満足げに、ひらりと手を振って今度こそ家路へと向かうのだろう。)

進藤先輩イケメン発言の連発です、それ・・!

甘えてねは・・殺し文句デス。(例え冗談であろうと、まじめに受け取ってしまった彼女の頬はいつも以上に染まり、そして視線を彼に向ける事はできないに違いない。迷う視線の先は果たして。)…だから本当にずるいっていうやつです。これで寝てても起きちゃいますからね。(自分だけこんなに恥ずかしくて、そして慌てる心臓に改めて彼の凄さを感じる羽目に。心にきゅっと染み込む気持ちの理由は分からないが、きっと本当にこの場面があったら自分は気持ちを制御できないだろう、そう思うのだ。)…悔しいですけど、お疲れ様でした。何で進藤先輩はそんなに平然とできるんですか~。(ぷー、と小さく膨れる頬も彼に引かれる手によって緩んでしまった。彼の誘いには喜んで承諾する篠井の姿がそこにあり。リュックサックを手にとれば、彼についていくつもり。ただし、最後の言葉を聞く事で、改めて篠井の頬はまた真っ赤に染まってしまうのだろうーー)ほんとうに…ずるい先輩ですーっ!(見送るその背中に小さく叫ぶ彼女の姿があったーー)
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